たまち旅第九弾:東京スカイツリー編

こんにちは、たまちです!
今回は、『弾丸・ 東京スカイツリー 』話を。

土曜の夜、何気なくテレビを見ていると、『新プロジェクトX』がスタート。東京スカイツリー建設時のエピソードで、前代未聞の挑戦にそれぞれのエキスパートが出来ないことを出来るに変えていく姿に、グッと引き込まれた80分。
東京タワーより狭い敷地に、2倍近い高さ・634mのタワー建設。どんな地震にも耐えられることが絶対条件で、どんな構造にするか、どんな工法なら建築できるか、そして実際に作業するのは人。限られた工期の中でチーム間の軋轢があったり、風速10m以上・落雷を警戒しながらの高所での緊迫作業、そして終盤に起こった東日本大震災。リアルな記録映像には5mの横揺れに這いつくばる作業員の姿や、死を感じた直後も現場に戻り作業を完結させる様子が残されていました。ラスト、「地上の星」をバックに流された完成後ストーリー。自分の目で見たい・昇りたい衝動にかられ、その晩に夜行バスで東京へ向かいました(笑)

東京に朝7時ごろ到着。そこから浅草へ移動し、隅田川沿いをスカイツリーに向かって歩いていきました。今までは東京の景色の一部でしかなかったスカイツリーが、建築に関わった人たちの苦悩やプライドを知り、まったく別物に見えました。近づくにつれ圧倒的な存在感。地上350mの展望デッキ、そして450mの展望回廊。側面のガラスが湾曲していて頭上から足元まで見降ろすことができ、まさに天空。あいにくの曇り空だったけど、こんなところで、命綱一つ・あの地震…と思うと余計に過酷な状況で作られたものだと実感でき、なかなか下に降りる気持ちになれませんでした。気づけばあっという間に昼。
とにかくスカイツリーに昇りたい一心で来たので、あとは界隈をうろつき、浅草名物の天丼を食べ、新幹線で帰ってきました。

今までの自分ならあり得ない衝動的な週末。
僕も社会人2年目。できる・できないかではなく、やってみる!たくさん悩んでもがいても、やりとげる!スカイツリーのポストカードを部屋に飾り、熱く決意したたまちでした。